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OM SYSTEM OM-1

カメラ機材感想シリーズ、最後はOM-1です。

P4020100.jpg

オリンパスからOMDS(オーエムデジタルソリューションズ)に変わって初のフラッグシップ機ですね。
センサーもEVFも刷新されていたので迷いなく予約購入しました。
9年ほどずっと初代E-M1を使っていましたからね。
やっっと本体を買い替えられるとある意味ホッとしたところもあります。

購入価格はあれやこれや使って実質220000円強。
普通にフルサイズが買える値段なのでちょっと迷いどころな価格ですね。
まぁ、フルサイズのフラッグシップは余裕の50万超えですが…

実際に使ってみてですが、正直言って全然使いこなせていません!
機能が多すぎて説明書を読むだけでも一苦労ですし、そもそも覚えきれません。
なので分かる部分だけでレビューしていきます。



初代E-M1からの乗り替えなので、変わりように色々感動しています。
ボディ自体は一回り大きくなっていますが、その分持ちやすさも一段とアップしています。
手によく馴染むんですよ。
大型レンズの100-400を装着したときなんかは特にその恩恵が大きいです。
…ちと重いですけどね。
ボタン配置もよく、ダイヤルも慣れればちょうどいい硬さで、とにかく使いやすいです。

電池は大容量化しただけあり、かなり持つようになりました。
1日中撮影とかしない限り、電池は1個で事足ります。
4K動画撮影とかプロキャプチャーを使用すると、流石にバッテリーを喰うようですが。
USB給電・充電が可能になったのは色々便利です。
旅先に充電器を持っていく必要がなくなりました。
ただ、本体購入時に充電器が付属しなくなったので、家で充電する時は少し面倒くさくなりましたが。
別売り充電器は大きい上に高いので、互換充電器も選択肢の一つかもしれません。(互換機器はリスクがあるので自己責任で! 特にバッテリー自体は純正を使うべきです)

EVFはさらに見やすくなりました。
576万ドットで全く違和感なしです。
特に25mmF0.95使用時のピント合わせはすごくやりやすくなりました。

バリアングルモニターは一長一短。
個人的にはチルト式の方が好みです。
動画は撮影しやすくなりましたが。
カメラを上・下に構える際にモニター移動に一手間かかるようになってしまいました。
ちなみに、モニター自体はくっきりはっきり見やすくなってます。

撮れる写真は、ISOを上げた時のノイズがかなり減りました。
E-M1の時は800以上はあまり使いたくありませんでしたが、OM-1は3200位は平気で使えます。
シャッタースピードが稼ぎやすくなったので動き物も撮りやすくなりました。
2000万画素になりましたが、こちらは特に思うことなし。
強いて言うなら、写真1枚ごとのデータがかなり増えて、ブログに載せるための圧縮作業が大変になりました。
写真1枚のデータがE-M1の1.5倍以上になっているので、それだけ「情報が増えている=高画質になっている」のでしょうね。

AFは中々に癖あり。
フラッグシップに一番求められるのはAF性能だと思うのですが、イマイチ信用しきれないところがあります。
S-AFで普通にその辺のものを撮ったりする分には特に問題なし。
AF可能領域の設定など細かく設定出来るので、使いこなせばサクサク撮れます。
超望遠域の虫や鳥を撮ろうとすると、ピントが微妙に合っていないのに合っている判定になっていることがたまにあります。
特にC-AFだと頻度高めな印象です。
私は現状、虫や鳥を撮る時、じっくり撮れる時はS-AF+MFで自分でピント調整してから撮っています。
AFに関しては、早期の改善を期待したいところです。

OM-1の目玉機能の一つである被写体認識は、基本は優秀です。
鉄道とか飛行機はバッチリ認識した上で、運転席を中心にAFしてくれます。
C-AFの食いつきも文句なしです。
ただ、一番肝心であろう鳥認識がイマイチ認識しきれていない所ありです。
特に小鳥相手だと認識してくれないことも多々。
認識さえしてくれれば、C-AFでがんがん食らいついてくれます。
まだまだ本体性能に余裕があるそうなので、被写体認識に関してはこれからに期待ですね。

ハイレゾショットは手持ち撮影が実用的になりました。
E-M1markⅢの頃は合成に10秒以上かかっていましたが、OM-1は5秒以下で終わるようになりました。
合成データも50Mと25Mが選べるので、高画素で残すか高画質化させるか使い分けができます。
特に25Mハイレゾは手軽に使えるのでおすすめです。

その他、各種ブラケット機能やHDR・プロキャプチャー等など、機能満点です。
コレ全部使いこなしている人いるのだろうか…というレベルです。
特にプロキャプチャーと手持ち撮影できる深度合成はすこぶる便利。

手ぶれ補正は相変わらず良く効きます。
ぶっちゃけ、OMDS機を使っている限りは手ブレをあまり気にしなくていいレベルです。
12-100と組み合わせた時の補正力は異常。

動画は4K60Pで撮れるようになりました。
持ち前の手ぶれ補正で気楽に動画撮影できます。
4Kで撮影すると容量をかなり食うのでその点は要注意。

記録メディアはSDカードのみですが、アホみたいに連写しない限りは問題ありません。
50連写とかするシーンを私は思いつかないので、私にはこれ以上言えません。

設定メニューは刷新して大分使いやすくなりました。
戻るがMENUボタン固定なのが不便なくらいです。

防塵防滴性能は信用しています。
E-M1が雨に濡れても雪まみれになっても全く問題なかったので。



こんなところでしょうか。
感想をまとめると
価格相応の価値は間違いなくある、買って損なしの一品
詰め込まれた機能を使いこなせるかがポイント

といったところ。

完璧ではないAFとまだまだこれからの被写体認識以外に欠点は無し。
ここはこれからのアップデートに期待です。
あとは多々ある機能を使いこなしていけるか、コレに尽きるかと。
使いこなせないなら宝の持ち腐れになるので、後に出るミドル・エントリークラスを待ったほうがいいかもです。
OM-1自体は間違いなく優秀なので、あとは活かすも殺すも使い手次第です。


私は、その時に一番良いものを買っておけば長く使えて結果的に安くつく、という考え方なのでOM-1には満足しています。
正直、ここまで撮れれば、あとは小型軽量化以外に求めることはないです。
まだまだOM-1を使いこなせてはいないので、あとは私が努力しないとですね。
深度合成とかハイレゾショットとか、使えば便利なのにいつも使い忘れてしまいますから(^_^;)

被写体認識は、意外なものでも認識してくれたりしますので、色々試してみるのも面白いです。
選べる種類としてはモータースポーツ・飛行機・鉄道・鳥・犬猫の5種類ですが、犬・猫認識で大体の動物に対応してくれたりします。
鳥認識でトンボも認識してくれたり、飛行機認識でヘリコプターはもちろん、なぜか鳥認識でヘリコプターを認識したり。
鉄道認識で駅弁を認識したりもしました。
一番面白かったのは、ガシラの煮付けを鳥認識したことですねw
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